サイドボードのお話。
2011年6月27日 MTG(レガシー) コメント (1)今回は自分が苦手なサイドボーディングの話。
そもそもサイドの目的は「苦手なデッキに勝つ」為だと思っている。
思っているのだが、用意したサイドボードをほとんど使わないままに負けていく試合がザラにある。つまりは用意したものがおかしいのである。
毎回「今回は失敗だった」で済ませないようにちょっと思った事を書いていこうと思う。
※壊滅的にサイドボーディングが苦手な自分の考えです。遠慮なく「いや、そのりくつはおかしい」と突っ込んで下さいまし。
まず前提として良いサイドボードが出来る条件を4つ考えてみた。
①苦手なデッキに強いカードである事
②環境に合っていないカードを使わない
③1枚で複数のデッキに効果がある事
④メインボードとの相性が悪いカードを使わない
具体例を挙げて見比べてみると、直近の大会で私が使用したのは
2《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1《赤の防御円/Circle of Protection:Red》
2《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《果たし合いの場/Dueling Grounds》
1《無のロッド/Null Rod》
2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
1《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
2《窒息/Choke》
1《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1《大変動/Cataclysm》
というサイドボード。(メインは載せると長くなるので前記事参照で)
さて、これが①~④の条件を満たしているかを見てみると非常に怪しいものばかりである。
例えば《無のロッド/Null Rod》。親和には強いが環境に多いとは思えない。更に言えば自分のデッキ装備品満載。
《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》。特に明確な意図がないので何相手にも入れられるが、何相手にも入らない。
見ている人が一番突っ込みたくてうずうずしてるであろう《大変動/Cataclysm》。趣味で貴重な1スロット使ってますがな。
更に言えば精神的につまづいている人が多い中、《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からのシルバーバレット自体どうなんだろ?という感じ。
そして何より置物が多い。これは装備品の影響で置物対策がサイドから増えるであろう環境に全く合ってなかったのではないだろうか?
と、軽く振り返っても酷い。
こんなサイドボードを作ってしまう原因としては、①~④を深く考えず「~デッキにはこれが効きそう」と入れてしまっている事だと思う。
結局は自分の使うデッキが何に強くて何に弱いかをしっかり把握していない結果だったのだろう。
ちなみに、少しデッキの事が分かってきた今もし組み直せるなら
1《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
つまづきを気にして減量。欲しいカード自体を増量する方向に。
2《赤の防御円/Circle of Protection:Red》
もともと名古屋では必須。少し多くなってきた大祖始系デッキにも効く。
3《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
コンボ殺し。これまた増えてきたゼニスも止められる。
2《果たし合いの場/Dueling Grounds》
対部族や早いデッキ用。苦手と知っていたので増量で良かった。
2《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
墓地対策というより苦手なラヴァマンサー対策に。タルモ・聖遺を使う同系にも効く。いざとなればキャントリップ目当てにも。
1《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
出せればコントロール相手に有利なコイツはメインと合わせて2枚欲しい。
2《浄化の印章/Seal of Cleansing》
追加の置物対策。相殺独楽が減ってると踏んでグリップよりサーチできるこちら。
2《窒息/Choke》
やはり青系が一番の苦手なので。
というサイドにすると思う。これもまた微妙かもしれないが。
そしてこの先には最大の難題、「メインの何と入れ替えるのか」が発生する。これもまた非常に悩ましいところ。なにせ弱いと思えるカードなど最初から入れていないのだから。ついマナ域を合わせたものをサイドアウトしてしまうが、本来なら相手のサイドインしてくるだろう物と合わせて考えるのだろう。
つらつらと思いついたことを雑多に書いてしまったが、言いたいことはたった一つ。
「誰かサイドボードのいろはを教えて下さい。」
ただそれだけである。
そもそもサイドの目的は「苦手なデッキに勝つ」為だと思っている。
思っているのだが、用意したサイドボードをほとんど使わないままに負けていく試合がザラにある。つまりは用意したものがおかしいのである。
毎回「今回は失敗だった」で済ませないようにちょっと思った事を書いていこうと思う。
※壊滅的にサイドボーディングが苦手な自分の考えです。遠慮なく「いや、そのりくつはおかしい」と突っ込んで下さいまし。
まず前提として良いサイドボードが出来る条件を4つ考えてみた。
①苦手なデッキに強いカードである事
②環境に合っていないカードを使わない
③1枚で複数のデッキに効果がある事
④メインボードとの相性が悪いカードを使わない
具体例を挙げて見比べてみると、直近の大会で私が使用したのは
2《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1《赤の防御円/Circle of Protection:Red》
2《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《果たし合いの場/Dueling Grounds》
1《無のロッド/Null Rod》
2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
1《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
2《窒息/Choke》
1《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1《大変動/Cataclysm》
というサイドボード。(メインは載せると長くなるので前記事参照で)
さて、これが①~④の条件を満たしているかを見てみると非常に怪しいものばかりである。
例えば《無のロッド/Null Rod》。親和には強いが環境に多いとは思えない。更に言えば自分のデッキ装備品満載。
《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》。特に明確な意図がないので何相手にも入れられるが、何相手にも入らない。
見ている人が一番突っ込みたくてうずうずしてるであろう《大変動/Cataclysm》。趣味で貴重な1スロット使ってますがな。
更に言えば精神的につまづいている人が多い中、《悟りの教示者/Enlightened Tutor》からのシルバーバレット自体どうなんだろ?という感じ。
そして何より置物が多い。これは装備品の影響で置物対策がサイドから増えるであろう環境に全く合ってなかったのではないだろうか?
と、軽く振り返っても酷い。
こんなサイドボードを作ってしまう原因としては、①~④を深く考えず「~デッキにはこれが効きそう」と入れてしまっている事だと思う。
結局は自分の使うデッキが何に強くて何に弱いかをしっかり把握していない結果だったのだろう。
ちなみに、少しデッキの事が分かってきた今もし組み直せるなら
1《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
つまづきを気にして減量。欲しいカード自体を増量する方向に。
2《赤の防御円/Circle of Protection:Red》
もともと名古屋では必須。少し多くなってきた大祖始系デッキにも効く。
3《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
コンボ殺し。これまた増えてきたゼニスも止められる。
2《果たし合いの場/Dueling Grounds》
対部族や早いデッキ用。苦手と知っていたので増量で良かった。
2《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
墓地対策というより苦手なラヴァマンサー対策に。タルモ・聖遺を使う同系にも効く。いざとなればキャントリップ目当てにも。
1《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
出せればコントロール相手に有利なコイツはメインと合わせて2枚欲しい。
2《浄化の印章/Seal of Cleansing》
追加の置物対策。相殺独楽が減ってると踏んでグリップよりサーチできるこちら。
2《窒息/Choke》
やはり青系が一番の苦手なので。
というサイドにすると思う。これもまた微妙かもしれないが。
そしてこの先には最大の難題、「メインの何と入れ替えるのか」が発生する。これもまた非常に悩ましいところ。なにせ弱いと思えるカードなど最初から入れていないのだから。ついマナ域を合わせたものをサイドアウトしてしまうが、本来なら相手のサイドインしてくるだろう物と合わせて考えるのだろう。
つらつらと思いついたことを雑多に書いてしまったが、言いたいことはたった一つ。
「誰かサイドボードのいろはを教えて下さい。」
ただそれだけである。
コメント
グリねこ氏のデッキはつまづき警戒であまり1マナ域を採用されてないのでつまづかれる可能性は否定できないですな。参考にならん意見でスマソ。