これからの「白緑」の話をしよう。（Ｍ12編）

2011年7月6日 MTG（レガシー）

さて、気がつけば基本セットもＭ12へ。フルスポイラーも出てましたね。
自分がマジックを始めたのが第6版の時。人生で初めてのレアは《火山のドラゴン/Volcanic Dragon》でした。早速一緒に買った「ファイレクシアの強襲/Phyrexian Assault」に入れて遊んだものです。だが時は経ち、今じゃそんな彼もアンコモンに格下げとは。ギギギ・・・

閑話休題。

ざっとスポイラーを見た感じではいかにもなパワーカードは見当たらない様子。過度な石鍛冶、というか装備品のアンチカードも作られるかなと危惧してましたがそれもなかったですね。レガシーでは変なコンボが出てこない限り環境はそんなに変わらなさそうです。

で、白緑の注目カードはやはり《肌変わり / Skinshifter》になりますかね。3つのモードに変形出来る仕様が熱い。私の中で4/4トランプルモードの通称はガウォークに決定。ただ自分のデッキにおいての2・3ターン目は石鍛冶からの殴打頭蓋や思考検閲者を構えたい所。悠著にマナ（しかも緑限定）を使って殴っている余裕があるのかな、と思ってしまいます。
そして2マナの競争相手がこれまた豪華。旧時代の王者・タルモゴイフと現環境の雄・石鍛冶の神秘家を筆頭にクァーサル・軟泥・スクリブなどが綺羅星のようにズラリ。柔軟性を売りにどこまで入り込めるか注目です。

《原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter》は期待していたよりずっと弱めな印象を受けました。＋能力で＋3修正・トランプル、-能力でカビだと言われていた頃は期待が持てたのに・・・もちろんこれも1度は使ってみないと分かりませんが、旧ガラクの方が仕事しそうです。

白からは《堂々たる撤廃者 / Grand Abolisher》でしょうか。ただしこれも針生物のように明確な意図を持って入れるべきカードであり、今の私ではどうしてもこれを対策に入れなければ駄目なデッキが思いつきません。

後は、アーティファクト対策の間を縫って装備品の代わりになれるか《天使の運命 / Angelic Destiny》。いつも天使に甘いウィザーズが魂絆も警戒も入れなかったのは最後の良心でしょうか。まぁ、私はこれ使う位なら的蘆馬使いますがね。イラストは綺麗でした。

最近はしゃぎ過ぎてた後のセットであり、また基本セットという事で色々抑えて作ったのでしょうか。普段よりかなり注目カードが無い印象です。強くなくとも《アラクナスの紡ぎ手 / Arachnus Spinner》みたいな遊び心があるカードはどんどん増えていくと嬉しいですケドね。

そんなこんなで白緑デッキは新環境でも通常運転で行けそうです。
Ｍ12資金は遠征費に回そうかな・・・