それでは前回の続きのレポートですね。
そんなこんなであれこれ自分を見失ったデッキを解体する事は確定していましたが、一度原点から見つめ直す為にあえてPunishing Maverickではなく純正2色のMaverickをチョイスしました（デッキレシピは最後に載せておきます）。
それでは参加者17名で行われた大会の振り返りです。
ちなみに今回は雑感込みで書いてみようと思います。・・・いつまで経っても考察記事が書けていないので・・・
1戦目 ＶＳ Punishing Maverick＠ジマさん
緒戦から同系対決。基本的にはPunishing型の方が優位だと思いますが、2色の方がより活きるカード、具体的には漁る軟泥・サリア・スクリブのレインジャーの使い方次第で勝機はあります。
1本目
お互いマザーを出し合い地上をガッチリ固める。となると鍵は飛行生物。睨み合っている地上を尻目にマインドセンサーで殴り勝ち。
Maverickを代表する生物枠をサリアに譲った事であまり見なくなってきた鳥人間ですが瞬速・飛行は同系対決では頼りになります。
2本目
相手のサイドインしてきたシラナの岩礁渡りにチクチク殴られる。こちらもマザーを使いながら攻撃を通しお互い致死域までライフを減らす。こうなれば火力のある方が有利。一手足りず罰する火でぴったり削られ負け。
3本目
早い段階で十手を引いてきた相手に対しマザー＆レインジャー＆ドライアドのディフェンスで十手にカウンターが乗るのを凌ぎ続ける。その後はエルズペス・ギデオン（結局まだ入ってる）とＰＷ攻勢で反撃して勝利。
結果2-1で勝利。
2戦目 ＶＳ マーフォーク＠にょっきさん
連日のマーフォーク戦です。今回罰する火はもとよりサイドの紅蓮破・赤霊破が抜けています。更に言えばテンポを重視するため石鍛冶すら不採用なので殴打頭蓋でイージーウィンも出来ません。鍵となるのはマザーとスクリブのレインジャーです。
1本目
序盤はマザーで地上だけは止めるものの珊瑚兜に上から殴られる。レインジャーを呼ぶゼニスこそwillでカウンターされたものの聖遺を出す事に成功。Ithで珊瑚兜を止めている間に聖遺が殴り始めて相手投了。
2本目
マザーとゼニスにwillを2枚、聖遺に四肢切断2枚を切らせ稼いだハンドアドを森の知恵で更に広げる。流石にここまで回ると磐石で、聖遺をテンプテーションした誘惑蒔きもしっかり除去出来て勝ち。
結果2-0で勝ち。
3戦目 ＶＳ ロームハイブリット＠メガさん
想定外のロームデッキ。戦闘経験がほぼないだけに軟泥が活躍する以外に活路が見出せません。
1本目
序盤こそ軟泥を軸に攻勢を仕掛けるがあと1点足りず。The tabernacle pendrell VailとGlasial Chasmで時間を稼がれるとそこからは相手の時間帯に。不毛で動きを封じられ罰する火が回り始めた所で投了。
2本目
相手の土地が2枚で止まり心が折れた模様。
3本目
ＱＰＭで風景の変容コンボだけは凌ぐものの不毛の大地とThe tabernacle pendrell Vailの前にリソースが削られていくジリ貧な展開。基本地形並べからの軟泥とスラーンだけが希望と信じターンを進めるがフェッチすら引かない絶望がそこに。相手もパーツがそろい始めほぼ負け確定だったが時間切れで引き分け。ローム相手のサイドプランが甘かった事とガドックいるのにゼニス撃とうとしてしまった事を反省。
結果1-1で引き分け。
4戦目 ＶＳ 青白石鍛冶＠なきがらさん
最終戦の相手は青白石鍛冶。装備品対策として市長の塔と多めに積んだＱＰＭ。対ＰＷにはマインドセンサー＆スクリブのレインジャーの瞬速コンビとやりようはいくらでもある対戦です。ただ青白系デッキを使ってる人は腕がある人という印象が強いのでいつも苦戦している気がします。
1本目
序盤から瞬唱込みでソープロを連打される苦しい展開。対ジェイスとして善戦していたレインジャーも農場に送られジエンド。ただ、ジェイスの能力が＋2なので根本的な解決にはあまりならなかったかも。
2本目
教主2体から最速でスラーンを召喚。後続のエルズペスも通ったので飛行をつけて殴り勝ち。
3本目
複数枚引いたルーンの母が1枚だけ生き残る事に成功。更にスラーン・レインジャーと繋ぎ場を固める。石鍛冶からの殴打頭蓋、ジェイスで対抗されるもののＱＰＭのご都合トップや相手のプレイミスに助けられそのまま押し込み勝ち。
運良く勝ったもののやっぱりジェイスが強い。サイドに対抗策をもっと用意しておきたかった。
結果2-1で勝ち。
そんな訳で最終結果は3-0-1。オポ差で2位だったものの個人的には大健闘。賞品で《Bayou》を頂きました！
では最後に今回使ったデッキレシピと雑感を。
「GW Maverick ”Boogie Night”」
メイン
4《貴族の教主/Noble Hierarch》
4《ルーンの母/Mother of Runes》
3《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
2《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》
3《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
2《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
3《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
1《森の知恵/Sylvan Library》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Erran》
1《平地/Plains》
3《森/Forest》
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1《霧深い雨林/Misty Rainforest》
3《不毛の大地/Wasteland》
4《Savannah》
1《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》
1《Karakas》
1《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
2《地平線の梢/Horizon Canopy》
1《市長の塔/Tower of the Magistrate》
1《Maze of Ith》
サイドボード
2《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1《窒息/Choke》
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
1《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
1《石のような静寂/Stony Silence》
1《崇拝/Worship》
1《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
2《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》
1《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
2《流刑への道/Path to Exile》
メインは結果を残しているMaverickを元に出来るだけシンプルな変更に留めました。個人的には罰する火型に慣れているので除去がソープロ4枚のみで戦えるのかが非常に疑問でしたが、結局絶対に除去しなければいけないクリーチャーはルーンの母、ラヴァマンサー、ボブ、聖遺の騎士ぐらいなものなので特に不足とは感じませんでした。システムクリーチャーは十手が何とかしてくれますしね。
ただ十手を通りやすくする為に飛行生物だけは4枚確保したいという考えからレインジャーが2枚になっております。この変更は大正解でした。
ルーンの母の2回行動が大きく、これに助けられたマッチは1,2本ではありません。
サイドボードはまだ練りこむ余地がありますね。まだちょっと同系を意識しすぎた構成になってます。今回のマッチではロームとジェイスが特に辛かったので次回はそれを意識して作りたいと思います。
ではでは今回はこの辺で。今週も対戦して頂いた方を始め関係者皆様ありがとうございました！
そんなこんなであれこれ自分を見失ったデッキを解体する事は確定していましたが、一度原点から見つめ直す為にあえてPunishing Maverickではなく純正2色のMaverickをチョイスしました（デッキレシピは最後に載せておきます）。
それでは参加者17名で行われた大会の振り返りです。
ちなみに今回は雑感込みで書いてみようと思います。・・・いつまで経っても考察記事が書けていないので・・・
1戦目 ＶＳ Punishing Maverick＠ジマさん
緒戦から同系対決。基本的にはPunishing型の方が優位だと思いますが、2色の方がより活きるカード、具体的には漁る軟泥・サリア・スクリブのレインジャーの使い方次第で勝機はあります。
1本目
お互いマザーを出し合い地上をガッチリ固める。となると鍵は飛行生物。睨み合っている地上を尻目にマインドセンサーで殴り勝ち。
Maverickを代表する生物枠をサリアに譲った事であまり見なくなってきた鳥人間ですが瞬速・飛行は同系対決では頼りになります。
2本目
相手のサイドインしてきたシラナの岩礁渡りにチクチク殴られる。こちらもマザーを使いながら攻撃を通しお互い致死域までライフを減らす。こうなれば火力のある方が有利。一手足りず罰する火でぴったり削られ負け。
3本目
早い段階で十手を引いてきた相手に対しマザー＆レインジャー＆ドライアドのディフェンスで十手にカウンターが乗るのを凌ぎ続ける。その後はエルズペス・ギデオン（結局まだ入ってる）とＰＷ攻勢で反撃して勝利。
結果2-1で勝利。
2戦目 ＶＳ マーフォーク＠にょっきさん
連日のマーフォーク戦です。今回罰する火はもとよりサイドの紅蓮破・赤霊破が抜けています。更に言えばテンポを重視するため石鍛冶すら不採用なので殴打頭蓋でイージーウィンも出来ません。鍵となるのはマザーとスクリブのレインジャーです。
1本目
序盤はマザーで地上だけは止めるものの珊瑚兜に上から殴られる。レインジャーを呼ぶゼニスこそwillでカウンターされたものの聖遺を出す事に成功。Ithで珊瑚兜を止めている間に聖遺が殴り始めて相手投了。
2本目
マザーとゼニスにwillを2枚、聖遺に四肢切断2枚を切らせ稼いだハンドアドを森の知恵で更に広げる。流石にここまで回ると磐石で、聖遺をテンプテーションした誘惑蒔きもしっかり除去出来て勝ち。
結果2-0で勝ち。
3戦目 ＶＳ ロームハイブリット＠メガさん
想定外のロームデッキ。戦闘経験がほぼないだけに軟泥が活躍する以外に活路が見出せません。
1本目
序盤こそ軟泥を軸に攻勢を仕掛けるがあと1点足りず。The tabernacle pendrell VailとGlasial Chasmで時間を稼がれるとそこからは相手の時間帯に。不毛で動きを封じられ罰する火が回り始めた所で投了。
2本目
相手の土地が2枚で止まり心が折れた模様。
3本目
ＱＰＭで風景の変容コンボだけは凌ぐものの不毛の大地とThe tabernacle pendrell Vailの前にリソースが削られていくジリ貧な展開。基本地形並べからの軟泥とスラーンだけが希望と信じターンを進めるがフェッチすら引かない絶望がそこに。相手もパーツがそろい始めほぼ負け確定だったが時間切れで引き分け。ローム相手のサイドプランが甘かった事とガドックいるのにゼニス撃とうとしてしまった事を反省。
結果1-1で引き分け。
4戦目 ＶＳ 青白石鍛冶＠なきがらさん
最終戦の相手は青白石鍛冶。装備品対策として市長の塔と多めに積んだＱＰＭ。対ＰＷにはマインドセンサー＆スクリブのレインジャーの瞬速コンビとやりようはいくらでもある対戦です。ただ青白系デッキを使ってる人は腕がある人という印象が強いのでいつも苦戦している気がします。
1本目
序盤から瞬唱込みでソープロを連打される苦しい展開。対ジェイスとして善戦していたレインジャーも農場に送られジエンド。ただ、ジェイスの能力が＋2なので根本的な解決にはあまりならなかったかも。
2本目
教主2体から最速でスラーンを召喚。後続のエルズペスも通ったので飛行をつけて殴り勝ち。
3本目
複数枚引いたルーンの母が1枚だけ生き残る事に成功。更にスラーン・レインジャーと繋ぎ場を固める。石鍛冶からの殴打頭蓋、ジェイスで対抗されるもののＱＰＭのご都合トップや相手のプレイミスに助けられそのまま押し込み勝ち。
運良く勝ったもののやっぱりジェイスが強い。サイドに対抗策をもっと用意しておきたかった。
結果2-1で勝ち。
そんな訳で最終結果は3-0-1。オポ差で2位だったものの個人的には大健闘。賞品で《Bayou》を頂きました！
では最後に今回使ったデッキレシピと雑感を。
「GW Maverick ”Boogie Night”」
メイン
4《貴族の教主/Noble Hierarch》
4《ルーンの母/Mother of Runes》
3《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
2《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》
3《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
2《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
3《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
1《森の知恵/Sylvan Library》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Erran》
1《平地/Plains》
3《森/Forest》
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1《霧深い雨林/Misty Rainforest》
3《不毛の大地/Wasteland》
4《Savannah》
1《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》
1《Karakas》
1《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
2《地平線の梢/Horizon Canopy》
1《市長の塔/Tower of the Magistrate》
1《Maze of Ith》
サイドボード
2《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1《窒息/Choke》
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
1《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
1《石のような静寂/Stony Silence》
1《崇拝/Worship》
1《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
2《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》
1《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
2《流刑への道/Path to Exile》
メインは結果を残しているMaverickを元に出来るだけシンプルな変更に留めました。個人的には罰する火型に慣れているので除去がソープロ4枚のみで戦えるのかが非常に疑問でしたが、結局絶対に除去しなければいけないクリーチャーはルーンの母、ラヴァマンサー、ボブ、聖遺の騎士ぐらいなものなので特に不足とは感じませんでした。システムクリーチャーは十手が何とかしてくれますしね。
ただ十手を通りやすくする為に飛行生物だけは4枚確保したいという考えからレインジャーが2枚になっております。この変更は大正解でした。
ルーンの母の2回行動が大きく、これに助けられたマッチは1,2本ではありません。
サイドボードはまだ練りこむ余地がありますね。まだちょっと同系を意識しすぎた構成になってます。今回のマッチではロームとジェイスが特に辛かったので次回はそれを意識して作りたいと思います。
ではでは今回はこの辺で。今週も対戦して頂いた方を始め関係者皆様ありがとうございました！
コメント
2色のメリットって今大きいですよね。
今日はたまたまカナスレ的なのが少ない日でしたが…
基本地形4枚の安定感は流石でした。
カナスレ的なのはまだやりようがあるけど、チアメ的なのはどう戦って良いかさっぱり分からんです。
何だかんだ言ってもやっぱりMaverickですよ。
慣れたデッキが一番。
もっとメタされて戦えなくなってから転向しても遅くないかと。
2位でデュアランとか爆アド過ぎて羨ましいぃ～。
チメリカさんはチームメイトにいるんで頼んで要調整ですよ。
私は「スクリブのレインジャー弱くないか？シラナの岩礁渡りにしよう」と抜いてしまったのですが、強く使える人に当たって強さを実感しましたｗ。
マザーのアンタップは勉強になりました＾＾
また対戦よろしくお願いします。